コーポレートロゴというものは、黒もしくはメインカラーの単色や、白抜き表現で使用する場面が必ず出てきます。
重なり合った複雑なパーツや、細かな線はこういった場面で、ロゴが持つ印象を大きく損う危険性を潜めています。しかしそういった大事なところを完全に無視したかのようなロゴもどきが、日本中に出回っているのは深刻な問題に思えて仕方ありません。
僕はもともと、日本的な「ありがち」で「発信力を感じないデザイン」には関心がありません。
少しずつでもこの国に、海外の企業ロゴのように、洗練されたシンプルさと、親しまれやすいキャッチーな印象を持つ「イケてるロゴ」を広めていきたいというのがエムスペースデザインの信条です。
ロゴはただのマークではなく、自社の「アイデンティティ」となるとても重要な存在であり、ビジネス戦略の一環であることをもっと多くの経営者の方々に知っていただき、そしてもっと慎重に選んで頂きたいと思います。