ロゴ創りには、アートの「センス」や「知識」が少なからず必要だと僕は考えています。
〇〇を象徴した…
〇〇を表現した…
という言葉がコンセプトに含まれ事が多いと思うんですが、まさにそこにアートと共通するクリエイティブがあるんです。
たとえ頭文字を使ったロゴであっても、その中にはクライアント企業の理念や未来へのビジョンが込められています。
となると、必然的に「頭文字に見える抽象ロゴ」になっているのではないでしょうか?
やはりここにもアート的な要素がありますよね。
僕はこれまで提唱されてきた「ロゴとはなんぞや」の説を否定したいわけじゃありません。
ただそればかりが定着し続けていては、この先新しく、そして面白いロゴは創れないのです。
斬新でユニークなロゴを生み出したとしても、従来の「良いロゴの条件」から離れていると、周りからの否定や罵声を恐れて発表出来ない…
そんなのおかしくないでしょうか?
クリエイティブはもっと純粋に、シンプルに楽しむべきです。
著名人の語る「ロゴとはこうあるべき」という言葉はちょっと横に置いといて、もっと自分のクリエイティブに対する考えを、自分の言葉で発信すればいい。
適切な言葉が見つからなかったら、言葉さえも創ってしまえばいいじゃないですか。
「アートとデザインは全くの別物だ」
誰が最初にそれを言い出したかは知りませんが、そう言い放った人物の言葉でさえ、その人の自論に過ぎませんからね。
そして僕は今日もトライ&エラーを繰り返して「未来のロゴの価値」を模索しているのです。
◆大切なものは何か?
◆トライ&エラー
◆楽しさなくしてクリエイティブはあり得ない
◆オンもオフもない
◆遊びと仕事の境界線