集中しはじめて制作が楽しくなってきたらついつい時間を忘れて何時間も没頭してしまうこと。ありますよね?
これ、実はあまりよくないことらしいんです。
オーバーワークの果てに疲れ切って作業を終える。
これは、朝には100%あったドーパミンが0%になった状態だそうです。
0%になったドーパミンは7~8時間の睡眠ではもとの100%まで回復はしてはくれず、せいぜい70~80%くらいだそうです。
オーバーワークをした次の日はなんとなく調子が悪く感じるのはそれが原因なんだそうです。
キリのいいところではやめず、ほどほどのところでやめてしまったほうが毎日快適なコンディションで仕事が出来るというわけです。
これはちょっとした休憩の時にもあてハマります。キリの悪いところで短い休憩を挟み、さっきの続きから再開した方が冷めかけたエンジンがかかりやすくなります。
この話は脳科学の本で読んだ内容なのですが、思い当たるフシが多々あった僕は、次の日から早速実践してみました。
結果、憂鬱な気持ちは微塵もなく、毎日「さ〜て今日も頑張っていこうか!」 という気持ちになってデスクにむえるようになりました。
とはいえ、仕事の内容によってはどうしてもオーバーワークしなければいけない時もあります。
そんな時はいつもより睡眠時間を1〜2時間長くとるようにしています。
生涯現役で活動し続けたい僕は、体調管理のなかでも「睡眠」を最も大切にしています。十分な睡眠によるドーパミンの回復こそが、最大のパフォーマンスを発揮してくれるのですから、当然ですよね。
徹夜で仕事をするほど、非効率な20世紀型労働スタイルです。
時は21世紀、ワークとライフの境界線すら崩壊しつつあるこの時代に、睡眠を削ってまで仕事をするなんて時代遅れの価値観は今すぐ捨ててしまいましょう。