ロゴの主役はシンボルマーク

ロゴデザインの主役はシンボルマークだと僕は考えます。

シンボルマークは三角形よりも四角形。四角形よりも円形。円形よりもエンブレム。

シンボルマークの形状で売り上げまでも変わってくるという話もあるくらいで、シンボルマークの形状には重要な役割が課せられてきた歴史から考えても、主役であると言い切ってもよいのではないでしょうか?

時代は大きく変わりスマートフォンやSNSの登場で、昔よりもロゴを名刺よりも小さく使用する場面が増えた現代、縮小時の耐久性に問題のある、細かい装飾を施したエンブレムはもう時代遅れだと僕は考えています。

有名な企業の中にはシンボルマークを持たないワードマーク(ロゴタイプ)だけのコーポレートロゴもたくさんあります。タイポグラフィーに拘りをもつクリエイターの方々が手掛けた素晴らしい作品群です。

もしかしたら「円形よりもエンブレム」の先を行く考えで「エンブレム」より「タイポグラフィー」というクリエイティブシンキングなのかもしれません。

しかしそれでも僕の「シンボルマークが主役」であるという考えは変わりません。

どんなに美しく素晴らしいワードマークでも、シンボルマークが放つ「存在感」や「発信力」には及ばない。そう考えているからです。

ちなみにエムスペ作のロゴに円形が多い理由をここで初めて明かします。

先述した「四角形より円形」「耐久性に問題のあるエンブレムは時代にマッチしない」この2つの理由に「全てのカタチは円形から始まる」という、僕のクリエイティブシンキングが加わっているのです。

 

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