スケジュールを詰め込みすぎていて「本当に自分がやりたい仕事」の依頼が来た時に、手が回らない状態というのは、かなり残念です。
ワークとライフを切り離して考え、楽しいライフのほうに重点を置きたくてフリーランスの道を選んだ人も増えてきているようですが、やはりフリーランスで仕事をしていると「不安定」という言葉が頭をよぎり、できるだけ予定を詰めたくなる人も少なくないでしょう。
ここで、仮に1日10時間を労働時間として考えてみましょう。
そのうちの10割。みっちり10時間が埋まるスケジュールの組み方は良い例とは思えません。
7割稼働を維持しているくらいがちょうど良いと思います。
ただし、残りの3割はのんびりと過ごし、無駄に時間を浪費するなんて、僕の場合それはまずあり得ません。
残りの3割の「時間」が大切。
自分のためだけの作品創りもいいでしょう。
映画や読書を通じたインプット。スマホを片手に情報収集や自己発信。現在進行中のあらゆる計画の見直しなどなど。
クライアントワーク以外でもやること(やっておいた方がいい事)は結構あるものです。
年齢も40代に突入したことで、多少の体力の低下を感じ始めた今日この頃。
たまには身体休めさせるためにも、何もしない「オフの時間」を作る必要があるのかな?と、考えるようになりましたが、「やりたいこと」と「やらなければいけないこと」がどんどん湧いてくるので、相変わらず僕の生活には、「一日中、何もしない完全オフの日」はありません。
起きてから寝るまでの十数時間は「オン」の状態です。
そんな僕をストイックと呼ぶ人は多いですか、大好きなモノ創りに生きる僕にとっては、それがストイックだとは特別意識はしていなくて、食事や睡眠と同じごく普通のライフスタイルなのです。なのでひとつそれを大変だとか苦しいとか感じたことは一度もないんですよね。