一日に何社ものクライアントを同時に対応していると、なかなかうまく切り替えがなかなかできないこともあります。
最優先するべき仕事にまずは集中して、緊急ではない仕事は明日にまわす。というのが一般的でしょう。
しかし、いくら最優先するべき仕事であっても
「今この仕事に着手しても良いアイディアはまだ浮かばないだろう」という信号にも似た感覚をキャッチする事があります。
そんな時は思い切って「今やりたい仕事」からスタートしてしまいます。
やりたい事をやっている時、人は必ず高揚感を味わいテンションが上がっているもの。
僕はこれを「やる気のウォーミングアップ」と呼んでいます。
「やる気のウォーミングアップ」によって脳が高揚感を覚え、テンションが良い調子に上がり始めたら、本来最優先しなければいけない仕事に着手します。
すると、それまで開かないなかったいくつもの扉が頭の中で開き出し、自分でも驚くほどに仕事が捗るのです。
結果、予定より早く仕事が終わった。という経験を僕は何度もしています。
ただ、このやり方には2つ注意点があります。
1つは、僕が最も大切にしている「隙間時間の有効活用」です。
クライアントからのフィードバック待ちの間に、他の案件の下準備をしておいたり、調べものは大量に検索してブックマークにまとめておいていっきにインプットするなど、色々工夫し、普段から隙間時間を無駄にせず、どんどん仕事を前倒しで進めておく事がポイントです。
そしてもう1つは、「楽しさの誘惑に負けてしまわない事」。やりたい仕事に没頭しすぎて、本来最優先するべき仕事を蔑ろにしては本末転倒です。
最優先するべき仕事に向かう前の、切り替えスイッチの1つとして「やる気のウォーミングアップ」を是非一度試してみて下さい。
◇OVERWORK~キリのいいところでやめてはいけない理由~
◇インプットの質
◇やることリストより、やったことリストを作ろう
◇モチベーション~心掛けておくべき5つの意識~