「挑戦」しない人生ほどつまらない人生はないと僕は思います。
それがクリエイターであるならば尚のこと。
例えば僕の場合、日本企業では受け入れられにくいであろう、カラフルでキャッチーなロゴをコレクションとして大量に制作して、ツイッターやインスタグラム、FacebookなどのSNSで発信しまくっています。
受け入れられにくいと解っていながらも創るというこの行為に、また「デザインはアートじゃない」なんて、お決まりの反論が聴こえて来そうですが、何度もいうように、ロゴにアートの要素は必要不可欠であるという自論は一向に曲がる気配はございません。
兎にも角にも、そうやってネットを使ってロゴコレクションを次々と発信していく中、評価は賛否両論あります。
面白いのがこのロゴを巡る意見が真っ二つに分かれたこと。
これは「FUSION/融合」をキーワードに制作したロゴで「F」と「S 」をキーワードの言葉通り「融合」させて、この世に存在しないアルファベットを創る。という新しい試み。つまり「挑戦」の意味で制作したシンボルマークです。
「F」がどこにあるのか?
「F」には見えない。
「おぉ!ナイスアイディア!」
「いいね〜」
見事に評価は真っ二つ!笑
正直僕にはこのロゴは見た瞬間に「F」と「S 」が同時に見えています。
しかし、そうは見えないという評価は僕にとって批判ではなく「新しい収穫」です。
「自分の創るロゴは抽象的すぎるところがある」
という、新しい「気付き」を与えてもらい、また一つ課題が増え、次の「挑戦」に繋がります。
いろんな意見をくれた人達に、僕は素直に感謝しています。
そもそも批判の言葉といっても悪意を感じる言葉はひとつもありません。互いに理解し合おうとするコミュニケーションとして成り立っていました。
日本ではまずこういうコミュニケーションは仲間内くらいでしか広がらない会話でしょう。
だからどんどん世界から遅れをとるわけです。