僕は「ロゴの主役はシンボルマーク」だと提唱しています。
もっというならば、シンボルマークの側に社名やサービス名がなくても、それがどこの企業やサービスを表しているのかを世の中から認識されることが最も大切なのです。
人々の記憶に残ることや、黒一色でも認識できることなど「良いロゴ」の条件はいくつもありますが、突き詰めていくと、無駄な要素をそぎ落としシンプルであること。
ここに異論の余地はないでしょう。
シンプルであるとなると「丸」「三角」「四角」といった簡単な図形がベースになってくるでしょう。次にA〜Zのアルファベットを使用したモノグラムになるでしょうか。
それらシンプルなシンボルマークを制作する際「ラインの太さ」や「自然な曲線」など、規則性を持たせた構成を描くために、デザイングリッドはとても重要な「過程」だと僕は考えています。