僕はこれまで670社以上のロゴを創らせて頂いてきました。
IT関連会社、コンサル会社、建設会社、不動産会社、運送会社、税理士事務所や会計事務所、弁護士事務所などの士業関連、医療関連、ネットサービスのロゴなどなど。
その職種は幅広く、今現在進行中のプロジェクトもこれまでに携わったことのない、僕にとって「新ジャンル」の職種のロゴ制作となっています。
どのプロジェクトにも共通して、ヒアリングを通じてクライアントが抱える業界特有の問題点や、それらを払拭するためにこれから「どう変わって行かなければいけないか」「どう変わって行きたいか」というお話を聞かせて頂いてきました。
それはプロジェクトにおいて大きな課題となり時にはコンセプトそのものになることもあります。
そしてそのためには「どんなビジュアルイメージが必要になるのか」を考えるのが僕の仕事となるわけですが、先述した通りクライアントの職種は様々で、プロジェクト毎にリサーチをし、その業界について知識を得ていく必要があります。
これはロゴ制作には絶対的に必要なプロセスです。 それらを僕自身が理解し、知識として吸収していくこと。
そこにロゴデザインを生業とする楽しさがあるのです。
新しい経験、体験、知識の吸収こそが「成長」への唯一の近道だと僕は考えています。
都合よくショートカット出来る成長などたかが知れている。そんな付け焼き刃のようなインプットはすぐに引き出しの奥に追いやられ、肝心な時に役立ちません。
僕はロゴ制作を通じて「成長」させて貰えている幸せ者なのだと常々感謝しているのです。
10代の頃アートの世界に魅了され、自然とデザインの世界に足を踏み入れ、モノ創りを生業に生きてきた25年。
生涯現役のクリエイターでいたいと思います。