モチベーション~心掛けておくべき5つの意識~

突然鳴り響く電話の着信音やインターフォンのように「集中力」を削ぐ外圧から身を守る工夫なら簡単ですが、

「モチベーションの維持」は自分自信の力でどうにかなるものでしょうか?

思いもよらなかった突然の変更や、守られない約束など、モチベーションの低下となる原因の大半は、外部からの侵入してきたウィルスのように「創造力」を蝕んでいきます。

今日はその免疫力の素となる、モチベーションを維持するために心掛けて置くべき「5つの意識」を紹介したいと思います。



1. マインドアップ

朝起きて熱めのシャワーを浴びながら「自分なら出来る」「よし、やってやるぞ!」と自己暗示をかけるという手法をビジネス書で読んだことがありますが、僕はちょっと違っていて「インプット」と同時に、自分が「理想としているクリエイティブを強く意識すること」で、ある種の自己暗示をかけています。
クリエイティブに真の完成形などは存在するはずもありませんが、それを追い求める事そのものがクリエイティブという世界に生きるということ。



2. 自分のためのクリエイティブな時間

他の誰でもなく、自分自身が好きなものを自分だけのために創る。クリエイティブの原点は誰かのための創作ではなく「自己満足の世界」つまり「楽しむこと」です。
そしてその創造力を誰か(社会)の役に立てる領域に達するまで研磨を繰り返すことでビジネスとなるのです。
その「楽しむ」という原点を蔑ろにして優れたアウトプットはあり得ません。
自分のための自分だけの作品創りの時間を仕事の予定よりも先にスケジュール帳に書き込んで下さい。



3. 自分に嘘をつかない

「自己満足」のクリエイティブを研磨し、ビジネスと結びつける。それは時にお金のために自分が望まない作品を世に出す結果となる。正直それは否定出来ません。しかしそれは自身が未熟故におこる惨劇だと捉えなければいけません。

「仕事のためなんだからそれは当然」
「家族を養うためなんだから仕方がない」

それはよくわかります。しかし、自分自身に嘘をついて本当に創りたいものから遠ざかってばかりいては、本来持ち得ていた感性を鈍らせ、クリエイティブへの情熱がどこかへ消え失せてしまいます。
先述したように自分のためだけの創作の時間を設けたり、クライアントに提案する際に自分出したをアピールした作品を一作加えるなど、常に冒険をしていきましょう。



4. コミュニケーション

クリエイター同士のコミュニケーションはマインドアップにも繋がる貴重な時間です。尊敬できるクリエイター仲間から受ける刺激は最高級のインプットとなります。
SNSを通じて世界中にポートフォリオを公開できる時代です。海外の優れたクリエイターの作品から刺激を貰えるだけでなく、コメントやメッセージ機能を利用して、積極的にコミュニケーションを取っていきましょう。
必ず自分にとってプラスになる刺激をもらうことができますし、相手とって有意義なアドバイスをしてあげることだってできます。

何もみんなと仲良く八方美人に振る舞う必要はありません。この人と仲良くなりたいと思える人とだけで、十分だと思います。



5. 未来を考える

未来を考えるというのは、ゴールを決めて日々前進することを心掛けるということです。

僕は2012年に「2021年にはロゴ実績1000社を達成する」という大きな目標を立て、今日まで活動してきました。
600社を達成したのは今年2017年ですが、実は2012年の時点で設定していた通りの結果なのです。
毎日決まったやる事リストに振り回される働き方は拒否していますが、1年毎の目標はきっちりと設定し、そして達成していく。もちろん何が起こるかわからないのが人生ですから、計画通りにうまく行く保証などどこにもありません。
しかし「ゴールを決める」というのはモチベーションを維持するためには必須だと確信しています。


やる気のウォーミングアップ
OVERWORK~キリのいいところでやめてはいけない理由~
やることリストより、やったことリストを作ろう。
仕事量の調整

Related Posts

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください