人は、いつかどこかで見たことがありそうなものに「安心」します。
Googleのようなカラフルな文字だけのロゴ。
Appleのようなシンプルで洗練されたロゴ。
NIKEのようなスタイリッシュで躍動感のあるロゴ。
Yahoo!のような…
アディダスのような…
スターバックスのような…
etc…
有名な大企業のロゴを参考にするのは悪いことだとは言いませんが、それらを参考にしたロゴが自社のビジュアルイメージにマッチしているかどうか?という重大な事を無視してしまっているケースが多いように感じられてなりません。
これから立ち上げる会社が、世界的に有名な企業やブランドのように大きく育つように…という思い入れがあることは伝わりますが、
ならば尚更「似たようなロゴ」を掲げてしまってはいけません。
ロゴとはその企業の顔であり、信条や理念をビジュアル化した「アイデンティティ」となるわけですから「自社らしさ」を何よりも優先して考えなければならないからです。
クラウドソーシングのロゴコンペでは、顕著な例が多いので、公開されているコンペの過去の事例を見てみればすぐにわかります。
なんちゃってクリエイター達が同じようなロゴもどきを大量生産して片っ端からコンペに参加する。
すると日頃からデザインに精通していない「依頼が初めての方」から見ると、その大量生産されたロゴもどき達がまるで今のトレンドなのかと錯覚してしまい、それらを選んでしまっていることがよくわかります。
自社のアイデンティティとなるロゴを選ぶ際、クラウドソーシングの中だけで全てを判断してしまうのはかなり危険です。
名刺が刷り上がり、ホームページを公開した後に類似ロゴがあちこちにあることを知り、作り直す事になった方も大勢おられるはずです。
実際にそういったご相談を受けることも少なくありません。
提案者側の意識の低さが最大の問題点ではありますが、「見たことがありそうなロゴに安心」してしまう依頼者側の安易な決断力にも根深い問題があると僕は思います。
ロゴを制作する際には多少費用がかかっても、きっちりと実績のあるプロのデザイナーにご依頼される事をオススメ致します。
MSD LOGOWORKS
◆YAMASHO BIKEN
◆VALUBIRD
◆SHIROKANE CPA FIRM
◆PHYSICAL-I
◆RANDSHIP CO.,LTD.