パソコンは画材

いきなりですが、実は僕はパソコンがあまり好きではないんです。

仕事として使わざるを得ないので使っているだけであって、Windows派かMac派か?みたいな話も全く興味なく、正直どちらでもよいのです。

その理由は、パソコンは絵の具やエアーブラシと同じ「画材」の一つだと考えているからです。

以前「クリエイティブの原点」でも書いたように、どんなに素晴らしい作品も、全て生み出しているのはパソコンではなく「脳」です。
そして「脳」の中を整理するためにはペンと紙は必須です。

僕は一日の中で、パソコンの前にむかって作業をする時間よりも、ペンと方眼目のノートを前に「考え」て「描く」ことに時間を費やします。

いかにPCに向かう時間を減らすか。最近ではこのあたりをいろいろ実験してみるのですが、やっぱりロゴはデジタルデータでないといけないので、どうしても最後は今以上に時間を短縮することが出来ないのが歯がゆいところですが、かといって人を雇って・・・という発想はゼロに等しいので、結局この問題はこれ以上はどうしようもないところです。

思考を整理せず、ラフスケッチもなくいきなりパソコンで「とにかく作り始める」というのは、イタズラに時間を費やし、無駄に労力を使い、非効率この上ありません。

出かける時にも鞄の中には小さなサイズの方眼目ノートとペンが常に入っています。
アイデアの元となるものがあれば、スマホで写真を撮って記録してしまえばいいですが、突然パッと閃いたアイデアは、その場でパッと描けるようにしておきたいからです。

簡単にラフスケッチに使えるアプリもありますが、どれを試してみてもやっぱりペンと紙には勝てません。

みなさんも実はアプリより、さっと書けるメモの方が重宝しているのではないでしょうか?

それと同じように、日頃外出時には小さなノートを鞄に忍ばせておいて「アイデア」が閃いたらササっと走り書きしたり、カフェに入ってゆっくりラフスケッチをするのが僕の日常の「ごく当たり前」の一風景です。


アイデアに煮詰まった時
世界観を大切にしよう
映画は芸術の集大成
オリジナリティ

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