ポートフォリオを充実させよう

依頼を受けて創る仕事、いわゆる「クライアントワーク」とは別に、「セルフワーク」というものがあります。

クライアントからご依頼を頂いた仕事が必ずしも自分自信が「これは良いものが出来た!」と、胸を張ってポートフォリオに加えられる作品ばかりだとは限りません。

そしてこのポートフォリオというものは「紙媒体」の現代はすでに終わっていて、ホームページやブログ。つまりインターネット上に作るのがスタンダードになって来ました。
そこには、これまでの実績(クライアントワーク)を載せるべし。といった決まりはないはずです。

・自分の強みを活かした作品
・クリエイティブに対する独自の哲学
・こんなのあったら面白いんじゃないの?というチャレンジ精神満載の作品

実際にクライアントから依頼を受け、制作させて頂いた作品だけではなく、上記にピックアップしたような、クリエイターとしての自分を発信する「自由な場」だと捉えたほうが、確実に意味のあるポートフォリオになるはずです。

そういう意図を持って私はホームページ以外にこのブログ「THINKING」やツイッター、Facebook
また、海外のDribbble やBehanceなどのクリエイター専用のSNSや、WEBマガジンLogoloungeなどに頻繁に「セルフワーク」となる、ロゴコレクションをアップロードしています。

ポートフォリオ創り、フリーのクリエイターの「命綱」といっても過言ではないはずです。
オーダーを受けてもいないのにロゴコレクション創りを続けているのは、決してスペックワークではありません。

クラウドソーシングで2〜3万円であれもこれもして貰おうと考えている無茶苦茶な依頼者の相手をしているよりも、はるかに有意義で未来に繋がるセルフワーク。

是非あなたも真剣に考えてみて下さい。

〈余談〉
これまで私のブログやツイッターなどの発信を見ていて「作る」という言葉を「創る」と表現していることに気づかれている方もおられるでしょう。
「作る」「創る」どちらも「つくる」と読みますが、クリエイターの私がモノをつくる行為は「創作」ですから、私は敢えていつも「創る」という言葉をセレクトしています。
これ、どちらが正しいのか間違っているのかなんてことはどうでもいい話で、クリエイターは「言葉も生み出してなんぼ」だという私の自論なんです。


見たことありそうなものに安心する
映画は芸術の集大成
トライ&エラー
オンもオフもない

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