似て非なる2つの世界 「アート/芸術」 と 「デザイン/設計」。
この2つの世界を舞台に、20年以上に及ぶ創作活動の中で培った「独自のクリエイティブシンキング」を最大の強みとし、これまでに数多くのロゴを制作させて頂いてきました。
ある時ロゴ創りの面白さを知り、そして勉強を重ねるごとにその難しさを知り、ある時気づいたことがあります。
アートとデザインは、確かに似て非なるものであるが、ロゴに関しては「アートの知識やセンス」がかなり必要である。
という事です。
自分自身の頭や心の中にある「なにか」を、絵やオブジェのような目に見えるカタチにするアートに対して、ロゴはクライアント(ご依頼者差様)の頭や心の中にある「それ」を、ロゴという目に見えるカタチにするもの。 僕はそう考えています。
何を言っているんだ?ロゴも他のデザインと同じく、アートとはきっちりと線引きしなければいけない!
そんなご意見・ご指摘が今にも聞こえてきそうですが、書籍をはじめあらゆるメディアで「著名人が語る言葉」。それこそが真実であるという思い込みはナンセンスでしかありません。 どんどん新しい概念を提唱し実践する。 トライアンドエラーなくして「クリエイティブ」は語れません。
モノ創りを生業とする者にとって「独自のクリエイティブシンキング」は、「付加価値」そのものです。